【SS/台本】アヤカシ

<原曲>

夏の陽射しは妖も人も、わけへだてなく照らす。

この公園は涼む場所が多くて好きだ。
「はいっ」

目の前が水色で見えない。
ひんやりと冷気が心地いい。

「ありがと」

渡された水色が味覚を刺激する。
久しぶりに味わったものだ。

「海いかないのか?」

ふと疑問に思い隣に座る少女に問いを投げかける。

「行かないよ」

友人と会話してるときはいくといってたような気がしたのだが?

「海にいったらここでアイスを食べて涼むこともしなくなるから
それに…」

「それに?」

「キミさ、ソーダアイス。食べたそうにしてたから」

無邪気な笑顔が陽射しに照らされる。

今年もたいしてあつくない夏のようだ。

シェアして貰えると創作の活力に!

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